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ジョンネロの海外エンタメ科学室

洋画や洋楽など海外エンタメを科学!ディズニーチャンネルやNetflixに関する情報も追っていきますよ!

【ネタバレあり】「スポットライト 世紀のスクープ」を科学する【感想】

どうも、ジョンネロです!

 

先日「スポットライト 世紀のスクープ」を劇場で見てきました。

 

今回はその感想を科学していきたいと思います!

 

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「スポットライト 世紀のスクープ」といえば、アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、アメリカ国内で大きな話題になった作品ですよね。

 

また、その内容もアメリカ国内で大きな話題となった理由の一つですね。

 

ストーリーはズバリ、神父による児童への性的虐待事件にジャーナリストたちが迫ったという実話に基づくもの。

 

この事件、お恥ずかしながら僕は全く知らなかったのですが、アメリカでは大きな衝撃をもって報道されたものだったそうです。

 

僕はアメリカに住んだこともなければ行ったこともありません。アメリカ人にとっての神父や教会がどういった存在なのかも、正直なところほとんどわかりません。

 

そんな僕がどうしてこの映画を見たのか、そしてその感想はどんなものだったのかを科学です!

 

 

視聴までの流れ

まずはどうしてこの映画を見たのかを簡単に書いていきます。

 

2月の末に行われた第88回アカデミー賞。前述の通り「スポットライト 世紀のスクープ」は作品賞に加え、脚本賞も受賞していました。

 

shritherin.hatenablog.com

 

僕も第88回アカデミー賞に関しては、主要部門に対する海外の反応を科学しており、本作は気になる作品として意識するようになりました。

 

また、僕がよく読ませていただいているロコリーヌさんのブログでもこの作品に関する記事を書いており、これが決定打となって劇場に足を運ぶことを決意しました。

rocorinne.hatenablog.com

 

実は今月から社会人になった僕。

なんとか月曜日から生き抜いて、金曜日にやっとの思いで劇場に足を運ぶことになりました。

 

コンディションはもちろん最悪。

企業戦士として平日を生き抜いた僕は眠気と疲れでフラフラになりながらの視聴というわけです。

 

さあ、そんな僕にこの作品はどう映ったのか!?

果たして寝てしまわなかったのか!?

 

 

感想

まず結論から言うと、面白い映画でした。

 

ストーリーは淡々と進んでいきますし、ものすごく盛り上がるといったシーンもほとんどなかったのではないでしょうか。

 

それでも眠気でフラフラしていた僕が寝てしまわなかったのは、淡々とではありますがテンポよく進むそのストーリーにあったのではないかと思います。

 

ストーリーの始まりはボストンの日刊紙である「ボストン・グローブ」に新たな編集長がやってくるというところから始まります。

 

僕はてっきりこの編集長が中心となって神父の幼児虐待事件の真相に迫っていくのかと思ったのですが、物語の中心となるのはボストン・グローブの少数精鋭チームである「スポットライト」でした。

 

スポットライトのメンバーは皆印象的な演技をしていました。

 

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熱い記者を演じたマーク・ラファロ

 

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知的で虐待被害者に親身になる記者を演じたレイチェル・マクアダムス

 

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冷静で仕事のデキるスポットライトのリーダーを演じたマイケル・キートン

 

やはりこの3人は劇中で非常に光っていました。

 

淡々と進む物語の中で、彼らのパーソナルな部分が描かれるシーンは多くはなかったように感じます。ただ、記者として、仕事に取り組む姿勢から彼らの演じるキャラクターに不思議と感情移入することができました。

 

劇中で印象的なシーンはいくつかありましたが、ダラダラと書いてしまいそうなので今回は2つのシーンに限って書かせてもらいます。

 

1. 熱くなる記者たち

物語終盤で決定的な証拠となる被害者からの手紙を手に入れたスポットライト。マーク・ラファロ演じるレゼンデス記者はその手紙で記事で記事を出してしまおうと言います。

 

しかし、リーダーであるマイケル・キートン演じるウォルターはその手紙では一人の神父の悪事を暴くだけで、組織として批判することができないとゴーサインを出しません。(多くの神父が幼児虐待を行っており、それをカトリック教会が組織ぐるみで隠蔽していたのですよね)

 

そこでレゼンデス記者が熱くなって激昂する場面がありましたが、ジャーナリストの熱い想いが感じられるものすごく良いシーンでした。

 

また、リーダーであるウォルターもゴーサインを出したい気持ちがあったと思います。そしてレイチェル・マクアダムスが演じるサーシャたちも、スポットライトの記者として多くの被害者の存在を知っているが故に様々な感情が入り混じっていたでしょう。

 

その後食器洗い機にイライラをぶつけるサーシャの姿からもその彼女の気持ちは汲み取ることができましたね。

 

レゼンデスが熱くなるようなシーンは度々ありましたが、サーシャのそういった姿は劇中でこのシーンだけだったと思います。

 

2. ラストシーン

そしてもう一つはなんといってもラストシーン。

 

ジャーナリズム、そしてジャーナリトのあり方を問うようなラストはこの作品の社会的な意味を押し上げたように感じました。

 

長きにわたって隠され続けた神父による幼児虐待。

 

事件の明らかにする糸口となる資料を持っていたのにも関わらず、何もできなかったリーダーのウォルター。自らの過ちを素直に認め、反省するようなシーンがありましたね。

 

これは、ジャーナリストとしての正しいあり方というものをうったえた印象的なシーンだったように感じます。

 

また、「記事を発行して多くの被害者からスポットライトに鳴り止まない電話がかかってきたシーン」、「やっとの思いで発行した記事を弁護士のギャラベディアンの元に持って行ったレゼンデスが、幼児虐待の被害者を見たシーン」からは本当に多くの被害者がボストンには存在していたのだということを改めて描写していました。

 

それに加えて、エンド・クレジットで映し出されたアメリカを含め世界中で神父からの幼児虐待の被害があった地域の羅列。その数の多さに思わずゾッとしてしまいました。本当に、本当にたくさんありました。

 

これらから、「ジャーナリズムやジャーナリストの重要性」や「神父による幼児虐待がどれだけ社会的に大きな問題だったか」ということこの映画の主題のようなものを感じられたような気がします。

 

 

まとめ

僕ら日本人には教会や神父がアメリカ人にとっていかに大きな存在であるのかはよく分かりません。

 

宗教とは縁遠い日本において、このような文化的背景を本質的に捉えるのは非常に難しいと思います。

 

アメリカではありませんが、以前ヨーロッパの友人と宗教や教会などについて話をしたことがあります。その際に、人によって信仰心に違いはあるものの(教会に通う頻度に差があるものの)、やはり彼らの文化に強く根ざしていると聞きました。

 

また、最近では若者の宗教に対する意識は薄くなってきていて、日本に近くなっているかもなんて話もしていました。ただ、文化的に、そして各地域に強く根付いているものがそう簡単に変わるとは思えません。

 

劇中で神父は神と同じ存在であると話している被害者がいましたが、彼らにとって教会や神父はそれだけ強い存在なのでしょう。(これらの描写はキリスト教圏の人には共感を生むし、僕ら日本人には映画を見る上で大切な背景知識になりました)

 

きっと、この社会的に大きな影響を与えた事件について、そしてアメリカの文化についてもっと知っていたら、今より楽しめたかもしれないな・・・なんてことは考えました。

 

ただ、知識ゼロでも楽しめたのは間違いありません。

そんなわけで、これを良いきっかけとして色々と調べてみたいなと感じました。その上で改めてこの映画を視聴したいです。

 

さあ、そんなわけで今回は「スポットライト 世紀のスクープ」を科学してきましたがいかがだったでしょうか?

 

こういった感想を書くと、思わずダラダラまとまりのない記事を書いてしまうので少し不安なのですが、しっかり書けてると嬉しいです(笑)

 

余談ですがアカデミー賞関連でいうと、ブリー・ラーソンが主演女優賞を受賞した「ルーム」に関する記事も書きたいと考えています。ただ、社会人になるのに伴い地方にお引越ししてしまったので最寄りの劇場で見れるか不安なのですが・・・(笑)

 

そんなわけで今回の科学はここまで!

次回をお楽しみに!ジョン・ネロでした!